第15章

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触れられないけれど、そっと頬に手をやる。 磁石の様に引き合い、キスを送る。 何も感じなかったが、胸は暖かかった。 そして、郁は消えた。 何時の間にか、俺の掌には白いビー玉の様なものが握られていた。
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