第16章

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潤「どうしたんだ?  呼び出したりして……」 千「郁と臣からのメッセージだ」 どきりと胸が鳴った。 それは周りもまだ知らなかったようで、目を見開いて千里を見る。 その中で、中央にあったテーブルに石を置く。 見慣れないそれが何か分からない。 千「これは、映像を記憶するものだ  かなり希少だから、見たことが無い  かもしれないな」 それに千里が手をあて、魔力を流すと、ブワッと石から放たれた魔力がこの部屋中に満たされた。 潤「……郁……兄貴……」 ソファに座る2人がいた。           
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