第16章

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NO SIDE 郁「これを見ているとき、俺達はすでに  身を捧げた後でしょう  きっと、言葉も少なく  眠りについてしまったはずです  その言葉を補うため、これを残します」 臣「まずは、謝罪を  きっと、反対をしてくれた者もいたはずだ  それを押し切り、こんな結果になってしまって  すまない」 郁「そして、感謝を  今まで、共にいてくれてありがとう  皆のおかげで、幸せでした」 臣「戦いの合間に、色んな事を話すつもりだ  けれど、俺達の神級魔法については  ほとんど話さないだろう  それを、今伝えたい」 郁「幾度も生まれ変わり、生きて、身を捧げて  いくうちに俺達は願いを持ちました  それは、あいつを永遠に封印すること  もう、人々が100年の苦しみを  味わう事がないように」               
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