4650人が本棚に入れています
本棚に追加
/621ページ
NO SIDE
郁「これを見ているとき、俺達はすでに
身を捧げた後でしょう
きっと、言葉も少なく
眠りについてしまったはずです
その言葉を補うため、これを残します」
臣「まずは、謝罪を
きっと、反対をしてくれた者もいたはずだ
それを押し切り、こんな結果になってしまって
すまない」
郁「そして、感謝を
今まで、共にいてくれてありがとう
皆のおかげで、幸せでした」
臣「戦いの合間に、色んな事を話すつもりだ
けれど、俺達の神級魔法については
ほとんど話さないだろう
それを、今伝えたい」
郁「幾度も生まれ変わり、生きて、身を捧げて
いくうちに俺達は願いを持ちました
それは、あいつを永遠に封印すること
もう、人々が100年の苦しみを
味わう事がないように」
最初のコメントを投稿しよう!