プロローグ

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神らはアダムとイヴに 契約をもちかけた 神らに魂を差し出す代わりに その身体に扉を 封印する力を与えると 神らはアダムとイヴの 汚れなき魂を愛していた アダムとイヴは契約を受け入れた アダムとイヴは子らに全てを託し命を捧げた 扉は閉まり平和が訪れた 子らはアダムとイヴの 言い付けを守り繁栄した 扉が閉まった後 扉の奥では魔物が新たな世界を 創りだした その中で魔物らは暴れ 魔物から溢れ出した邪気は 扉からもれだした それを知った女神は 自身の闇の力を使い 魔物らを統率するため アダムと共に扉の奥へ行った 神らはその世界を魔界と呼んだ 離れ離れになった アダムとイヴは嘆いた 男神はそれを受け入れたが 女神は嘆いた 何故アダムは私を愛さないのか 嘆いた女神は自身の力を 抑え切れなかった 発された力は魔物に吸収され 魔物は闇の力を使うようになった アダムは女神を宥め 女神は嘆くのを止めた しかし 力をつけた魔物は 弱っていた扉の封印を破り 地上へ出ていった                     
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