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鏡から放たれた光に飲み込まれた俺は、見覚えのない屋敷らしき場所に居た。
「……ん?……どこだ?ここは?」
しばらくすると、声が聞こえてきた。
「お嬢様!ミラお嬢様!どこに行かれたのですか!……全く!すぐいなくなってしまうのですから…はぁ……」
ん?………ミラ?…ミラってあのミラか?
すると、小さな女の子が無邪気な声を上げて物陰から現れた。
「レミー!こっちだよーっ♪えへへ~捕まえてみなさ~い♪」
「あっ!?お嬢様!お待ち下さい!まだお勉強が終わっていません!」
………あれって子供の頃のミラか?……っとするとこの世界はミラの誤った過去か………でも誤った箇所を見つけるのは無理難題だよな………もし失敗したらどうなるんだ…聞いとけば良かったな。
「ま、いつまでも考えてても致し方ない!やるだけやるか!」
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