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「!!?」
「…姫様?」
俺が返した球は麻姫が蹴る事はなく急に立ち尽くした姫様の横を転がって行った
「ぇ……あっごめん!!」
そう言って急いで球を取りに行く麻姫
俺は不思議に思い麻姫の所へ行った
「どうしました?姫様
具合でも…」
「ぅ、ううん!!なんでもない…!!」
球を拾い上げ俺の方へ向いて首を振って言った
「そうですか?もし何かありましたら言って下さい
あっもうこんな時間だ
姫様、そろそろ城の方へお戻り下さい
夕餉になりますよ」
「えっもうそんな時間?
もう少し時喜と遊びたい!!」
「また明日もありますから
ですが遊んでばかりにはいきませんよ?勉学もございます」
「ぅ゙…分かってるわよ」
「それでしたらよろしいのですが
さっ城の方へ」
「うん…」
促せば渋々麻姫は城の中へ入ってくれた
そして俺の今日の任務は終わった
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