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翌朝ホウメイは、いつものように準備を済ませ山を駆け降りる。
今日は、良いものが手に入った
ドリルハチの巣だ。
中々手に入る物ではないしかなり高価だ、昨日のお礼にあの子にあげようと思っていた。
ホウメイ「♪」
鼻歌混じりで山を駆け降りる。
もうすぐで自分の場所に着く。
店を出すためには売上の10%を組合に上納しなければいけない。毎日欠かさず組合に顔を出す。
途中いつも隣で、店を出してるおばあさんに出会った。
おばあさん「ホウメイちゃん今日は組合に顔を出してはダメ。いい?絶対よ?」
ホウメイには訳がわからなかった。
ホウメイ「うん。わかりました」
それだけ言うとおばあさんはそそくさと去って行ってしまった。
何か急いでるようだった。
ホウメイは今日も角を出したまま町に来ている。住人の奇異の目にも気がつかずに。
店を開く。
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