1時間前の世界

10/22
前へ
/298ページ
次へ
さっき愛ちゃんが入ってたばかりのエンさんの部屋の前。 一瞬躊躇してる自分が思い出される。 ドアの開く音がした。 「…何??」 愛ちゃんの声だ。 「え…?」 驚いている私の声。 「ううん、何でもない!」 愛ちゃんが声を張り上げた。 確か、部屋の中のエンさんに向かって言ってた。 さっきとまるきり同じだ。
/298ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加