出会い

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知らないおじさんと目があった。 「本当に彼を追わなくていいのかな?」 「えっと…誰ですか?」 「神様」 「はぁ!?」 都会には変な人がいるもんだ。 突然話しかけてきて神様とか。ヤバイ人かも。去ろう。 曖昧な笑顔で会釈して歩き始める。 「いいの?君不幸のドン底に落ちるよ」 「な、なんでですか」 足を止めて思わず返す。 「だってなー。願掛けられちゃったしなぁ」
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