母は強し

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 楓と椿に矢継ぎ早にまくし立てられ、二人は声も発せずコクコクと頷くと、風呂場へと走って行ったのだった。  それを見て、楓と椿は顔を見合わせ、満足そうに微笑んだ。  (……女って恐っ/恐いな)  其のやり取りを見ていた小十郎と佐助がそんな事を思っていた事は誰も知らない……        了
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