Story.1 : 馬鹿なのか?

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「で、一体何を企んでたの」 「梨華子は誘わないよ?彼氏いるから」 げ…もしかして、もしかして…。 梨華子と私は顔を見合わせた。 「「合コン?」」 「ピンポ~ンっ!大正解♪」 …やっぱり…。 悪い予感は的中だ。 「…行かないけど、一応いろいろ教えてくれないかな?」 「えーっ!愛香行かないの?」 「行くか、合コンなんか!良い出会いないでしょ!」 私のお姉ちゃん、合コンで2回もヤり逃げされてるし。 いや、それは私のお姉ちゃんがただ男を見る目がないのか? 男運が最強に弱いのか? 「そんなことない~!合コン相手はイケメン揃いで有名の男子高だよ!私の地元の友達がセッティングしてくれたの~っ」 うわ、うわ、うわあ。 男子高とか…女に飢えてただヤりたいだけの奴の集まりの可能性大じゃん。 …いかん、いかん。 これは男子高に対しての偏見になっちゃう。 「私行かないから亜希楽しんできなよ」 「えーっ!愛香来ないの?つまらない~」 「亜希やめときな。アンタ見た目軽そうだからお持ち帰りされるよ、多分」 「梨華子、心配ありがと☆でも私お持ち帰りOKな女だから♪」 チャラい。今、梨華子も絶対そう思ったはず。
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