995人が本棚に入れています
本棚に追加
君が初めて僕を抱いた日、君は涙を浮かべて笑った。
幸せだ、て。
君がそう言って笑うから、僕も自然と笑顔になって。
この幸せはいつまでも続くと思っていた。
いつからだったか。
君が知らない香水の匂いを纏わせていたのは。
いつからだったか。
僕達の家に帰って来なくなる様になったのは。
いつからだったか。
僕達の家に知らない人を連れ込む様になったのは。
いつからだったか。
僕の心に穴が空いた様な空虚感を感じる様になったのは…
苦しい、くるしい、クルシイ。
誰か、助けて。
最初のコメントを投稿しよう!