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概要 【読み飛ばし可:序章よりどうぞ】
~始めに~
アヴァロン皇国政務省所属プリンセス専属護衛騎士団、
「プリンセス・シールド」
とは、プリンセスを守護する女性のみで編成された騎士団である。
「死にたがり剣士のオズワルド」より二千年後の世界を舞台に、ある日突然それに配属された”ワの国”の女の子「アイ」を主人公に仲間との苦悩、成長、戦いを描いた物語となる。
史上初、他民族からの『プリンセス・シールド』加入に、次々発生する大問題!
しかし、そこには緻密に計算された陰謀が隠されていた……。
~「オズワルド」とは~
世界を作り出した全知全能の主神『アトゥム』からの支配を断ち切った英雄。
彼はその力で神々との和平交渉を成功させ、ユースフロウ大陸に統一国家『アヴァロン皇国』を建国した。
ちなみに彼より二千年前、最初の「アトゥム地上侵攻」を防いだのが、”救世主エルンスト”であり、彼を崇める者達が作ったのが「エルンスト教」である。
エルンスト教最高指導者である教皇は、未だその姿を現していない。
~舞台~
ほぼ円形の「ユースフロウ大陸」の周りに、六つの島々が取り囲むように存在するのがこの世界だ。
過去数多の冒険者が新大陸発見を夢見て海へ出たが、今のところ陸地はこれだけしか確認されていない。
そのうちの一つ、「ワの国」は五十年前の超巨大地震によってほぼ全てが海中に没した。
「ワ」の国民は大陸へと逃れ、今はアヴァロン皇国の庇護の下、「ワ」自治区を形成している。
だが、彼らが住むことを許された土地は、未開の荒野だった……。
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