false salvation

2/2
前へ
/36ページ
次へ
噛まれた痕に指を添わせて 滲んだ血の痕を舌で舐める 苦痛の代価は生の証 吐き出しそうな現実を憎み 自己愛よりも自己否定に安堵を… 猜疑心は私を蝕む 言葉が心まで届かず朽ちる 裏切りの数だけ深く…sorrow 想ってるはその場凌ぎのlie そう気づいた独りの夜 懐疑心が私を殺す 哀しい事実を心は受け入れず 信じた数だけ心は脆く…fragile 踏み出した先にあるfiction 無意味な理解は哀しくて 濡れた頬を拭う掌… 痛みを拭ってくれた温もり… 傍に居てくれた事実さえ… 今は幻のようで…
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加