吊ラレタ夢→堕チタ現実

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手を振るキミの後ろ姿は霞み "モノクロのラストシーン" 見つめた先には失われた"何か" 欠けた心には埋まらない痕 痛みだけが支配する空白 "誰か"じゃ満たせない "キミ"だけしか満たせない 帰らない今は帰れない過去に 憂鬱の上は虚しさだけで救いなどない 手を伸ばしても掬えない幻想 零れるのは在りもしない幸福と ガラス玉の希望 欠けた感情に捕まらない表情 空白だけが支配する痛み 亡くしたピースが持ち去った 唯一の帰れる居場所 張り詰めた感情はいつか途切れ… サヨナラと呟く後ろ姿は幻 黒い風景はいつしか白い情景へ 眠る傍らには一粒の錠剤 叶わない…醒めない夢を今…
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