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「「あ、あった…やったあああああああああああぁぁぁ」」
番号が見つかって、周りの目も気にせずに歓喜する二人。そうして隣から発せられた歓喜の声に両者とも気が付いてそっちをむいた…
一瞬の静寂の後、二人は再び狂喜乱舞した!
~こちらの狂喜乱舞は、公開上相応しくない単語が飛び交ってしまっておりますので、ご想像にお任せいたします~
「…やった!やったよ!僕、合格したんだ!!」
「ええ!これで三年間生活できるわ!…ってごめんなさいね、初対面なのに一緒に騒いじゃって…」
「ううん、良いって…来年から同じ学校に通うんだからさ」
「ふふっ…そうよね。あのさ…名前。なんて言うの?」
「僕は筑井…筑井羽野(つくいはの)。君の名前は?」
「いい名前だね。私は真紀…秋風真紀(あきかぜまき)よ。真紀で良いわ」
「そっちこそいい名前だね……―――よろしく真紀」
「こちらこそ、えっと…羽野君。よろしくね」
こうして、始まってしまった二人を中心とした学校生活。
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