ぷろろーぐ~始まり~

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こうして、僕達は無事に入学式に……遅刻! 色んな意味で最高の門出を迎える事となってしまった。 「…どうしてこうなったんだ」 「真紀ちゃんがネタに走らなければギリギリ…くそっ」 「え?私のせいなの!?三人で連帯責任なんて事は―――」 「「無い」」 「ひどいよ二人とも~うぅ…」 残念ながら、現実は冷酷である。 こうやって三人でくっちゃべっていると…後ろから大きな威圧感を感じた。 「おや?…君たち、どうしたのですか?既に入学式は終わってクラスへ…ああ。遅刻したのですね」 後ろに居たのは、金髪でいかにも外人に見える外見の青年で、 …とてつもなくひ弱に見えた。
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