ぷろろーぐ~始まり~

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「「「すみません先生!」」」 僕達は怒られると思い、先生?に謝った。それはもう地に頭をこすりつけるような感じで 「僕は先生ではありませんが…。学費を出させて頂いてるので、入学式の挨拶に伺っただけですよ」 「あの…もしかして南社長さんですか!?」 「はい。僕は南と申しますが…君たちはどうしたのですか?」 このひとがアノ大社長…すっごくイケメンだ… 「は、ひゃい!私は秋風真紀です!南さん、学費を出して頂いてありがとうございます!」 「いいんですよ、僕よりも未来ある人に使って欲しいですから…その為には、早く教室に行ってください。その二人もね?」 「はい、ありがとうございます!いくよ木坂君、羽野君!」 「うん、筑井羽野です、ありがとうございました!」 「俺は木坂亮太っす。あの南さんと話せて光栄でしたっ」 小田さんとの話を終えて…僕は急いで教室に向かった。 大して話してないなんていわないでくれ、悲しくなるから。 あんな凄い人が僕達の学年を助けてくれていると考えると、遅刻も恥ずかしく感じる。
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