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朝7:00。 唯斗は、昨日宣言した通りに、学校に向かっていた。 正確には学校の校門へ。 唯斗「此処なら気付かれないね。」 そう言った唯斗のいる場所は、校門前にある木の上だった。 「恵波~、何処にいる~?」 しばらくして聞こえた声の先には、クラスメートの紫籐 秋総 ーシドウ アキフサーがいた。 . 唯斗「紫籐君ー。 こっちこっち。」 秋総「うわっ。 恵波、なんちゅー所にいるんだよ・・・」 唯斗「だって此処なら絶対気付かれないでしょ?」 秋総「まぁ、確かにな。 登んの手伝ってくんねぇ?」 唯斗「いいよー」 そんなこんなで木を登った秋総。 秋総「なぁなぁ、ホントにくんだよな? 転校生。」 .
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