千年蕗
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「ふぁ~あ」 まだ、眠たそうに欠伸をする慎太郎 「慎太郎!軍手とって後ろの席にあるから」 慎太郎は言われた通り後部座席から軍手を取る 「ねぇ、パパ?軍手なんか何に使うの?」 「それはね、ついてのお楽しみ」 車は朝の道を進んでゆく -3時間後 「さぁ!着いたぞ」 長い道中で慎太郎は眠ってしまった
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