千年蕗

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慎太郎は目を覚ますなり周りの景色を見て驚く 「ここ…どこ?」 そこは、辺り一面木や草が生い茂った人の気配もしない山の奥地だった 「ここはね、パパの生まれ故郷の山で〝戸塚ノ山〟って言うんだ!」 二人が話していると一台の軽トラがクラクションを鳴らし坂を上ってきた 「おお~!源さん久しぶりです。」 「おう!ショウちゃんか大人んなってぇ~」
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