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模擬戦
15分の休憩後、森の反対側へ向かい歩くと、私は信号弾をセットした。
私は自前のライフル、香澄はサブマシンガン、由宇はアサルトライフルを装備している。
森は4km四方という広大な物だ。
「開始と終了の合図は小隊長の仕事だ」
そう言って、信号弾を由宇に渡す。
由宇は受け取ったそのすぐ後には発射した。
「ひょっとして岩沼君にムッときてる?」
茶化して言うと由宇と香澄は頷いた。
…岩沼は袋叩き確定だな…
「では、いつもの通り香澄、私、由宇の順で行く。訓練生と舐めきらず本気で行きますよ」
そう言って進軍を開始。
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