プロローグ

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あれから…二人を落ち着かせた桃太郎は、お爺さんとお婆さんに説得されていた。 爺「桃太郎、お前は鬼退治に行くべき人間なんじゃ!」 桃「俺って人間の分類になるんだ。てっきり、桃から産まれたから化け物の分類かと…」 婆「ほれ、旅の為に拵えた吉備団子じゃ。持っておゆき。」 桃「旅=吉備団子って古くね?ってか、鬼退治に行くこと決定かい」 爺「頑張るんじゃぞ!姫様を宜しく頼むぞ!!」 桃「姫様って誰?プリンセスってやつか…えらいファンシーだな」 婆「陰ながら応援しとるからの~!」 桃「出発しろってか。今から鬼退治行けってか!薄情な夫婦だな…」 こうして、桃太郎は優しいお爺さんとお婆さんに見送られて、鬼退治に行ったのだった。
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