638人が本棚に入れています
本棚に追加
一度、点いてしまった火は、そう簡単には、鎮まらない…それは、俺も、千秋も同じ。
千秋の中に潜り込ませた、俺の指に絡みつくものは、千秋の正直な気持ち…。
「…ぁあ…んはぁ…あきっ…ごめ…ん…。」
「…なんで、謝るの?」
「…はぁはぁ…だって…んっ…あたし…だけ…んぁっ…」
「今は、千秋が気持ちよければいいんだよ。俺は、後で、いい…。」
「…ぁぁ…っはぁ…ダメだよ…あきっ…一緒が…いいよぅ…。」
縋り付いてくる千秋は、必死に何度も、訴えてくる。
「わかったから…。ちょっと待てよ…。待てるか?」
「…んん…待つよ…。」
答える声が、震えてる…。
俺は、自分のジーンズのボタンに手をかける。
千秋は、自分が邪魔だと気付いて、膝から、一度下りて、俺の準備が、出来たのを確認すると、体の向きを変えて、自分から、俺の物を迎えに来る…。
「…っん…はあぁ…」
時折、千秋は、すごく大胆になることがある…今なんて、まさしくそうだ…。
自分から、腰を動かす様は、エロいとしか言いようがない…。
「千秋、お前…、エロ過ぎだ…くっ!…加減しないと…俺…我慢…んんっ…できなくなるぞ…。
…はぁはぁ…一緒が…いいんだろ…?」
「…うん。…一緒が…いいの…」
「なら、主導権…譲れ。」
彰にも、余裕がないのが、あたし、わかったの…。
だけど…あたしの中にいるもう一人のあたしが、いうこと聞いてくれない…。
「…千秋…駄目だっ…それ以上…ぅああっ…限界…マジで…。」
もう一人のあたし…ずっと、大人しくしてたのに…。
最初のコメントを投稿しよう!