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本棚に追加寝室のソファーの上に、お出かけ用の籠を置いて、中に、光輝を寝かせる。
「これで、安心。」
「…心配性だな。」
「だって…光輝の事、忘れちゃいそうなんだもの。
ううん、これから、しばらくの時間は、きっと、忘れちゃう…。
あたしの頭の中は、彰だけになる…。
あなたしか、見えなくなる…。
だから…。」
「…わかったから、おいで、千秋。」
ベッドの中から、速水が、呼んでいる。
そっと、潜り込む。
取り立てて、いつもと、何か違う訳じゃない…。
違うとすれば、今日が、X'masだということだけ。
「千秋…あれから、丁度、2年経つんだな。」
「うん、2年前は、まだ、恋人…同士…だったんだよね…。
あの日、彰が、プロポーズしてくれて…嬉しかったんだよ、すごく。
だって…あたしは、彰のお嫁さんに、なりたかったから…。
ずっと、彰の赤ちゃんが、欲しいって思っていたから…。」
「じゃあ、ちゃんと、夢は、叶ったな。」
「今はね、あの時の100倍…違う…200倍…。
もしかしたら、それ以上の沢山の幸福に、囲まれていると、思うの…。
辛いことも、悲しいことも、あったけど…この2年は、最高に、素敵な日々だったって、言えるよ。」
「二人で祈ろうか?…月にさ…。
この幸福が、この先も、ずっと続くように…。
俺と千秋と、光輝が、楽しく暮らせるように…。」
「…あたしの真似っこですか?」
「そうだよ。真似っこだ。ダメかぁ?千秋。」
「さぁ?…あたしは、神様じゃないから、わかんないよ。クスクス…。」
「何、クスクス、笑ってんだ。こら、千秋。」

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