2人が本棚に入れています
本棚に追加
「優助。なぜあれが解けなかった・・」
「正直、自分に腹が立った」
今は休み時間。
俺は恭也と何気なく話していた。
「だって優助だもん」
そこへ俺の心へドロップキックを食らわせに彩美が来た。
「どういう理屈だそりゃ・・」
「確かに彩美の言う通りだなっ」
恭也が笑って俺を見る。
「恭也はこんなに変わったっていうのに優助は本当に変わんないよねぇ・・・」
「うるせ-」
一応俺だって勉強したんだ。
1日1時間。
保健体育を。
「恭也・・優助気持ち悪い・・・」
「同感だな」
「なんでだゃよっ!」
「「すげぇ(すごい)噛み方・・・」」
この優等生2人に挟まれてると自分に悲しくなる。
「お、次体育だな」
「あ、そうだねっ」
「オイ優助行くぞ」
「わぁったよ」
.
最初のコメントを投稿しよう!