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「じゃあ…よろしくね春遊君。春遊君は出来れば弥生って呼んでほしいな?」
「あ、あぁ…。」
終始彼女の独特の間合いに戸惑いながらも彼女と…弥生と知り合えた。彼女は勢いよく隣に座ってきて、
「ねぇねぇ…春遊君って
合格発表のときいた?」
と、質問続き。
「あぁ。一応…。」
そういえば…合格発表にさかのぼる…
「さむいなァ…」
3月某日
デュエルアカデミアの合格発表を見に俺は来ていた。いい点をとる気もしなかったが、落ちる気もなかった。
「1313番…普通にあるな。まあ当然と言えば当然だが……」
後方から
「よっしゃあぁぁぁあ、あったぁぁぁあ!!」
と耳鳴りが…
「いつしかのバカか…
あれでも合格できたんだな、ここの点数の基準はなんなんだろうな…とりあえずあいつは俺の最初のブラックリストに載ることは決定だな。」
左の方には歩くのがめんどくさいのか、少女に引きずられている少年がいる…
「まずいな…奴を見ると
こっちまでめんどくさがりになりそうだな…」
そそくさと
帰ることにした。
ちなみにそのときからマントを付けていたためみんなから痛い目で見られていたのは秘密だ。
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