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そうこう
しているうちに
クラスに人がたくさん
入ってきた。
春遊は人混みが
あまり好きじゃない
そして
女どもの連中が
うるさい
静かにしている
よろしいやつも
いればさっきのような
人の事を考えず
ずっと話してばかりの
やつらもいる
俺はああいうやつらが
嫌いで仕方ない
と考えていると
また弥生のやつが…
「春遊君は
どんなデッキ使うの?」
また質問か…
「いろんな」
適当に流すか
「いろんなって
例えば?」
め、めんどくさい…
あ、面倒男が移った…
「別に
なんでもいいだろ」
「教えてよ~
教えてくれないと…
隣に座っちゃうよ?」
「…勝手に
座ればいいだろ。
席は自由なんだから…」
「んもぅ~
つれないなぁ…」
「簡単に手の内を
明かしてどうする?
バカかお前…」
「あぁ~
今バカって言ったぁ
バカって言う方が
バカなんだよ。」
「てめぇ…
喧嘩売ってんのか?」
ピンポンパンポン
「新入生のみなさんは
体育館に
集まってください」
とアナウンスが入った。
「入学式だねぇ
いっしょに行こう!」
「ん?あぁ…そうだな。」
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