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「まずはなんと言ってもカードショップ!遊戯王の基本だよね｡」
「…そうだな……」
デュエルアカデミア内にはカードショップがある｡多くの生徒が利用するためこのお店での売り上げが学校の運営資金の１割から２割を占めているという噂が流れている｡
「次は､教室｡見てのとうり普通の大きな教室だね｡」
「そうみたいだな…」
そして流れるように保健室､体育館､他の学校でもありがちな場所を通り過ぎて行く｡
「そして私たちの教室だね｡」
「あぁ…」
「どう？一通りわかったでしょ？」
「まぁな」
「速く教室でHR終わらせましょ!」
「ん？あぁ…」
(途中で少女に引きずられる面倒男の雰囲気があったような…)
「担任の松中だ｡これと言った連絡はないが明日クラス内ランクをつけることになった｡」
「先生～？」
「なんだ夏山？」
「ランクにはいったいどういう意味が？」
「それは先生にもまだ良くわからないんだ…すまないな､ただトップから五人をJOKER､エース､キング､クイーン､ジャックと名付けるらしい｡」
「そうなんですかぁ､わかりました｡」
「そのために各自デッキ調整をしておくように､今日は解散!」
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