3306人が本棚に入れています
本棚に追加
それから、昼頃起きると、お母さんが居て、昼ご飯食べる前に、ヨシ君の事を話してた。
『良かったね♪幸せになりなさい!』
食卓に座って、笑顔で話してる私達。テルは、黙々と食べながら……。
『俺、ヨシさん、嫌い!裏がありそうだから…騙されてるんじゃねぇの?』
はい??
何言ってんの!
『テル!何言ってるの!ヨシさんは、良い人よ?母さん、安心するけどな♪秋奈、食べよ!』
お母さん、ありがとう♪
ちゃんと、親孝行するからね!
そう言ってくれて、うちらも食べ始めたけど…
《バン…》
テルは、力強く箸を置いて、2階に上がっていった。
『お姉ちゃん好きだから…寂しいのかも!それにしても、テルは、また仕事辞めてきて…どうしょうもないわ…』
呆れて、ため息をつく、お母さん。
テルは、まともに定職につかずにいるの。大学まで、通わせてもらったのに…情けない!
とにかく、家にいると、PCとにらめっこしてる気がする。彼女はいない!顔は、悪い訳じゃないんだけど…
本人が、言ってた。
ずっと好きな人がいる、その人が、いいんだって!
最初のコメントを投稿しよう!