ごめん

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その日の夜は お寿司だった。 『父さん♪姉ちゃん、ヨシさんにプロポーズされたんだってさ!』 テルが、笑って言っていた。 "なんで…笑ってられるの……。" 『そうか…秋奈も26だもんなぁ…』 お父さんが、しみじみしながら、ビールを飲んでいた。 『ほら、姉ちゃん!ガッツリ飲めよ?』 テルが、私に酒を勧めたんだ。 「…ありがと…」 目を合わせる事が、出来ない。 あたしだけは、上の空だったけど、お父さんも、お母さんも、テルも、賑やかにビールを飲みながら、食べていた。 本当に、大好きな家族! だけど…テルのことは 嫌いになった!
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