プロポーズ

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『秋奈、結婚して欲しい…』 そう言ってくれたのは、私と付き合って3年になる、川上 孝義(たかよし) 4才上の人なの。 出会いは、私の働くレストランに、よくランチを食べに来てたのね。 私は、ウェイトレスをしてて、そのうち、常連さんになって、コースターの裏に、携帯番号の書かれた物を会計の時に、もらったの。 仕事が終わって、携帯にかけたら、出なくて…それから、夜中にかかってきたんだ。 そして話していく内に、ヨシ君に惹かれていった。 初めてのデートは、それから、1ヶ月後だった。 緊張してる彼の顔、今でも昨日の事のように覚えてるよ…… 「はい♪」 幸せいっぱい!夜景の見える、高めのレストランでプロポーズ。 すごく、すごく嬉しい! 指輪もダイヤが散りばめていて、キラキラと輝いていたんだ… これから先 弟に、苦しめられるなんて想像してなかったよ……。
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