バイト生活

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スーパーのレジ打ちのバイトを始めた頃、十九歳から二十歳。 あっという間に、成人式を迎え、その後も、何の変りもなく、淡々と月日が流れていく。 その中で、年の離れたお姉さん方と仲良くなり。 一緒にごはんに食べに行ったり、他愛もない話や、愚痴とか次第に何でも話せる友達になっていた。 同じ職場でありながら、同じ血液型ということもあり、誕生日会を開いたり、分け合いあい。 年齢があたしが一番下っていうのもあったけど、年の差なんて関係なかった。 今、想えば出会いは奇跡だ。 女同士は、面倒臭いこともあるかもしれないけど、唯一の居場所のような存在だった。 そんな中、父が事故の後遺症で車椅子になったこともあり。 介護が必要にもなった。 友達は親身になって心配してくれたり温かった。
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