プロローグ

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  けれど、私は、知ることとなる。 この世には、叶わなくてもいい願いというものがあるということを。 ある日、中途半端な私の夢は、思わぬ形で叶ってしまった。 奇跡としか言いようのないその出来事は、皮肉なことに不幸の始まりだった。 今日も私は、得体の知れない人達に顔をさらしながら、あの人のブログをチェックする。 私の心を凍らせてしまう、愛しいあの人のブログを…。  
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