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それから、家族と裕也達は数日間泣いたり、お葬式をしたり
慌ただしくしばらく過ぎた
私は裕也に憑いていくこにした
裕也はずっと沈んでいて、毎晩ビールばかり飲んでいる。時折「由美…」と私を思い出して泣くこともある。
どうして?私はここにいるのに、裕也に触れられないんだろう?
もう悲しまないでよ。ずっと傍にいるから
傍にいるって約束したよね?だから傍にいるよ…
裕也はしばらく会社を休んでいたけれど、会社に行き始めた
裕也と私は同じ会社。
裕也は営業職、私は事務職
2階が裕也の職場で3階が私
裕也が会社に出勤すると
「由美のこと聞いたよ。なんて言っていいのかわからないけど元気だせよ」同僚や上司に励まされ裕也は仕事を初めた
3階の私の机には小さな花がおいてあった
きっと置いてくれたのは、同じ職場で友達の美里
美里、ありがとう…
美里が2階の事務所に用事があって降りてきた
裕也に何か話かけている
「裕也?痩せたでしょ?食べてるの?」
「いや、あまり食べれない」
よく3人で遊んだりカラオケに行った。美里は可愛いのに彼氏がいなくて…裕也と二人で紹介したりするんだけど、気に入らないみたい
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