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「ねえ?ご飯作りに行こうか?」
「ん?いいよ、大丈夫だからさ」
「ううん、作りに行くよ」
「いいってば」
「遠慮しないで、由美の親友としていくんだから」
「…うん、じゃあ、頼もうかな?」
二人の会話を聞いて、私も混じりたかった…
そっか、美里がご飯作ってくれるんだ。ありがとう美里
裕也毎日ビールばっかりだったから心配だったんだよ。
仕事が終わって、美里が買い物をして裕也のアパートに来てくれた
私は二人の様子をクローゼットの前で見ていたんだ。
微笑ましく。二人は大事な人だから、大事な恋人とお友達…
美味しそうなご飯が運ばれてきて、裕也も少し食べたみたい。
これで倒れる心配もないかな?
「美里…帰り送るから一杯付き合ってよ。飲まないとやってられない」
「うん。いいよ。」
二人はビールを飲み始めた…
しばらくすると裕也がまた泣き始めた
「美里…俺…由美がいなくなっ
てどうしていいかわかんね。急にいなくなったから…」
美里は、近くで見ていたけど、たまらなくなったのか裕也を抱きしめた
「大丈夫だよ…時間が解決してくれる…きっと由美を忘れることができるよ」
…え?由美を忘れる??
今美里なんていったの?
忘れる?
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