侵略①ー①

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「勘違いされそうな言い方は止めろよ!」 「え~?どう勘違いされるのかしら」 くっ、この女は…… 「……ねぇ」 「なんだよ!」 「もし、もしも自分に宇宙人を倒す力があったなら……桐弓は戦う?」 かすかに震える声で、涼子はそう言った。 涼子の考えてることがなんとなくわかった。 自分の能力はなんのためにあるのか…… 能力者なら誰でも一度は考えるんじゃないか? きっと涼子は守るために力を使おうとしている。
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