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『あひゃひゃひゃひゃwwwwwwwwwwww』
「…そんな笑うな麻呂」
今朝(と言っても数分前だが)の出来事を話すと、腹を抱えて笑ったこいつは俺の親友――坂之上田村麻呂。
けして歴史上の人物ではない。
そこは間違えるなよ。
『いやぁ残念だったな拾弐郎www俺はガッツリ見たぜwwwwwwwwwwはちきれんばかりのおっぱ―――びゃああああ…』
何か腹立ったから蹴り上げた。
何を蹴り上げたかは皆さんのご想像に任せる。
こんな感じで過ごす俺の日常。
それがある日から突然変わってしまった。
思い返せば、もっと上手くやれたと後悔してしまう。
数えきれない血を浴び、傷を受け、罪を背負った。
まだこの時は知らなかったんだがな。
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