プロローグ

8/9
前へ
/89ページ
次へ
名前を呼ばれた 「秋本 空宙」 「はい」 俺は大きくもなく小さくもないが体育館に響く声で返事をした 壇上へ近付く 1年生 2年生 3年生 この3年間を振り返る 涙が出そうだった でもいつの間にか卒業証書をもらっていた このとき卒業したんだ 嬉しさと悲しみが一気にきた でも俺は泣かなかった 席へ戻る これからのことを考えていると 卒業式が終わった これから最後のHRだ
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加