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僕の家は3人家族だ。
いつものように、お母さんの声で起きる。
ムクっと身体を起こし、眼をこする。
だけど真っ暗。
朝は苦手だ。寝てたのに急に起きて、フラフラするし、真っ暗で寝ている時と大差がない。
「おはよう、明人(あきひと)くん。」
「おはよう、お母さん。」
そんな挨拶をして、お母さんに立たせてもらう。
お母さんの肩に捕まりながら食堂へ移動する。
今日は卵のいい匂いだ。目玉焼きかな?
そんな事を考えているとお父さんから声がかかる。
「おはよう、明人。」
「おはよう、お父さん。」
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