*『ユメ』だった時

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「ユメっ!!」 アタシが窓辺で日向ぼっこをしていたら、さくらちゃんが泣きながらやってきた。 「ニャー?(どうしたの?)」 さくらちゃんはいつも笑顔で可愛いのに…。 なんで泣いてるの? 「…ユメ…さくらと一緒に遠いところにいこう?」 さくらちゃんはボロボロと涙をこぼしながら言った。 「…。」 アタシはそれに答えるようにさくらちゃんの涙を舐めた。
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