第1章

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「夏休み中に完成はもう無理だな今日は諦めて1日寝るか…」 と言って自分の部屋に戻ろうとすると私服に着替えた燕がリビングからこっちをじっと見ていた 「なに?」 「何じゃないわよ!今日買い物についてきて来てくれるっていったから待ってたのに服も着替えないで何してんのよあんたは!」 「あっ!?そうだった…完全に忘れてた…」 「わかったらさっさと支度しなさいよ!」 「物凄く眠たいんだか…また今度じゃダメか?」 「前もそう言ってドタキャンしたでしょうが!私はいったいあと何回待てばいいのよ!」 「わかった!わかった行くからから物は投げるな!」 とこんなやり取りがあり今近くのデパートまで来ているが暑い、とてつもなく暑い今すぐあのクーラーガンガンの研究室に今すぐ戻りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りた 「あんた、今すぐ帰りたいって思ってるでしょ」 と横でイライラオーラ全開の鬼がいた 「ねぇそんなに私との買い物嫌なの?」 どす黒い殺気のオーラが目に見える 「嫌じゃありませんすいませんでした」 「よろしいじゃあ行くわよ」 と綺麗に土下座をした俺の手を引っ張ってデパートの中に入っていく俺はため息をつきながらついていったすると 「おぉっ!優と燕じゃん久しぶり」 と言って一人なれなれしく近ずいてきた 「なんだなんだ~朝っぱらから見せつけてくれるじゃんかよ~」 こいつは 三嶋 勝 身長180ぐらいジムで鍛えているからか結構がっちがちの体をしている こいつは俺と燕の小学校からの同級生だ俺とは親友言えるほどの仲がいいのだが燕と勝は昔から馬が合わないのかことあるごとにケンカになって俺が何かと巻き込まれるまぁどっちもいいやつなんだが… 「勝、もっとほかの挨拶があるでしょちゃかすだけなら今すぐ帰りなさい」 「つれないなそんなんだから好きな人に振り向いて貰えないんだぞ~」 「なんですってー!」 「燕落ち着け……で勝はこんなとこで何してんだ?」 「ん?俺か?俺は今、母さんに頼まれて買い物に来ただけだが優達は何しに来たんだ?」
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