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我に帰った俺は急いで仕度をして玄関で待っていると燕が歩きながら腰ぐらいまである髪をいつものポニーテールにしながらこっちにきた
そのあとすぐに玄関を出ていっしょに学校の近くまで行った数人の生徒が道を歩いているどうにか間に合ったようだ
とりあえず燕から距離をとるなんで距離をとったかというと勘違いをされないためだ ただでさえ燕と俺の変な噂が学校でされているのにそこに仲良くいっしょに登校でもすればそれこそ話題の格好の的になりいろんなやつにいろいろ言われるだろう
そうなるとかなりめんどくさいので俺が燕に学校や学校近くではあまり目立たないように離れて登校しようと言った
燕は渋々了解していた
まぁ同じクラスなので行き先はいっしょになのだが…
今は少し前を燕が歩いているチラチラこっちをみるな!また変な噂が立つだろうが!俺の雰囲気を察したのかビクッ!としたかと思うと前を向いて早歩きで逃げるように学校に行った
「冷たいね~登校ぐらいいっしょにすればいいじゃない」
「何でわざわざ自分から噂立てにいかなきゃならん 井上もさっさと行けよ」
「ほんと冷たいね~友達なくすよ?」
と久しぶりあったと言うのに挨拶なしで急に話しかけてきたこいつは 井上あずみ 身長170ぐらいで眼鏡をかけておりストレートの髪を背中に流している制服も崩すことなくきっちり着ていてぱっと見れば優等生の委員長みたいだってか俺たちのクラスの委員長そして燕の親友だ
と同時に俺にとって一番めんどくさいやつでもあるさっき言った噂やらを全部流したのはこいつだ
何故か知らんが井上が俺と燕をくっ付けたがる他人に構ってる暇あるのなら自分の相手でも探せばいいのに何が楽しいのか俺にやたらちょっかいかけてくるほんと迷惑を形にしたような人間だ こいつとあまり関わりたくない俺は適当に理由つけてあしらおうと考えていた
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