突然龍人として生きる事になった

始まり

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「いよ～し、お前ら。今日は転入生がいる」

時は飛び、俺は今、転入するクラスの前で、呼ばれるのを待っている。三年生まであるんだが、俺は一年のクラスに転入する。

緊張して待ってるんだが、たぶん、双子もこんな状況だろうな。

「せんせー！！転入生は女の子ですか！？女の子ですよね！？女の子であって欲しい！！」

「男だ」

「ぬぅおぉぉぉぅお！！！」

教師が女である事を否定した瞬間、今度は女子生徒達が盛り上がる。止めてくれよそういうの……入りづらいだろ。

「じゃ、入ってきな」

呼ばれた俺はスライド式のドアを開けて教室に入る。

嫌なくらい感じる視線に耐えながら教壇に上がると、隣の教師が話しだす。

ちなみに、美人だ。でもやる気無さそうだし、何か怖い。でもさっきの生徒達を見る限り、意外と人望はありそうだ。

いや、この感想は失礼だな。