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「あ~、こいつはクロード=ノインズ。とある事情で、一ヵ月遅れの今日からこのクラスに入る。ほら、お前からも何か言え」
突然話を振られたが、俺は事前に考えていた事を噛まないように言っていく。
「クロード=ノインズです。ホルス村の出身で、今日からこのクラスで学ばせて貰う事になりました。宜しくお願いします」
よし、噛まないで全部言えた。
俺が内心ガッツポーズを決めていると、それなりに拍手してくれた。
だが、そこの女子ども。『暗そう』とか言うな。
「質問ある奴いるか~?」
「せんせー!質問!!」
声からしてさっき騒いでた奴だな。赤い髪の、五月蝿そうな奴だ。
「使う武器は!?」
「まぁ……大剣とか」
これは単純に筋力から村長が選んだ物だ。
てか、そんなのじゃないと使ってる途中で壊れる。
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