突然龍人として生きる事になった

始まり

「ああ、よろしく。用は終わりか」

「いや、一緒に昼ご飯食べようよ」

なるほど、そういう事か。知り合いもいないし、ありがたいな。

俺はロウに礼を言い、着いていく為に席を立った。

～～～食堂～～～

食堂に来たのは良いが……やっぱ混んでるな。

しかし俺は慣れたように進んでいくティオ達からはぐれない様に進み、無事料理を持って席に座る事ができた。

これ、一人じゃ無理だったなー……。

「クロード君、午後からは模擬戦のためにグラウンド集合とか知ってる？」

「いや、知らない」

あの教師、説明サボりやがったな……？

「じゃ、説明しようか。基本的に、座学は午前、実技は午後と分けられてるんだ。だから、余り食べ過ぎるのは良くないよ」

なるほど、だから皆少なめなのか。俺も合わせておいて良かったな。