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「相談?」
竹谷は先程と同じように珈琲を飲みながら、僕に聞き返してきた。
くそぅ…、お前は珈琲を飲む姿も絵になるなっ!
「うん。えっとな、簡単に言うと嫌われた…?」
「え、ちょ…、何に?」
「…つまり、携帯小説サイトの『原作×コミック』ってサークルでペアを組んでた作画担当の女性と連絡が取れない、ってことでいいのか?」
「うん」
あの後、もっと詳しく説明しろと言ってきた竹谷に、僕はゆっくりと丁寧に約一時間もかけて、相談内容を教えてやった。
…正直、面倒臭かった。
まぁ、竹谷の困惑した顔が見れたからいいけど。
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