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「ねぇあの時…お母様どうして
一緒に寝ようなんて言ったのかしら…?」
小百合がそう言うと真木も考え込む。
「まるで自分の寿命が解っていたみたい…。」
小百合がそう言うと真木も頷き小百合の肩を抱く。
「だけどね…ゆうべは本当に良い夜だったの。
お母様の肩を揉んだりしながら昔の話をしたり
久々に親子らしい会話をしたの。」
小百合がそう言うと真木は涙を拭い微笑む。
「それは、よかったですね。きっと
お義母様も喜ばれたでしょう。」
「だといいけど…。」
小百合がそう言うと真木は優しく小百合を見つめ小百合を抱き寄せる。
小百合は真木にしがみつき泣いている。
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