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「てめぇら……いいk「そういえば、何でこんなとこに居たんだっけ?」
土方が怒鳴りかけたとき、それを遮って疑問を口にした少女。
遮られた土方は彼女の自由奔放な態度に口元を引き吊らせていた。
「それは貴女方が人を斬っていたからですよ」
「覚えていませんか?」と微笑みながら答えた山南に少し視線を向けてから手首に視線を戻し考えていた。
暫くそうしてふと思い出したように青年に視線を向けて口を開いた。
「……あれは君のせいだよ。なんで僕まで此処に居るの?」
「正当防衛だろ、あれは」
「何ごちゃごちゃ言ってやがる!」
土方の怒声が飛び、二人は土方を睨んだ。
二人が新撰組の屯所に連れてこられる事になった発端は昨晩のある出来事だった。
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