言えなかった言葉
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花火も終盤に差し掛かる頃、二人は例の秘密基地に来ていた。四年ぶりのこの場所は最後に訪れた時よりも歩き難い。それでも夜空に煌く花火は格別で、四年前のように手を取る事はなくともお互いの心を繋いでいる。 一際大きな花が空で弾け、七色の炎が轟音の残滓を連れて消えてゆく。 そんな景色の下、いつか言えなかった言葉を紡いだ修平と智美の影は重なった―― Fin
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